米国のナショナルジオグラフィックによれば、世界には7,000もの言語が存在するという。
世界で一番話されているのは中国語。英語は世界の共通語。そして、近年インド北東部で発見されたコロ語の話者は800人。
現代まで独自の言語が保たれたのは、神秘的でさえある。
思えば、1億以上の話者がいる日本語は、私たちにとって大切な文化だ。「日本文化」とは歌舞伎や浄瑠璃といった古典から、
外国映画の吹き替えやアニメ、ゲームまで、すべてが言語の文化でもある。
現在、世界中の若者が日本語を学ぶ動機の一つが、「声優」だとも言われるようになっている。
「声優(Seiyuu)」という”コトバ”、彼ら彼女たちの発するセリフとしての”コトバ”は、既に人と人、
そして世界をつなぐ共通言語となっているのだ。
外国映画・ドラマ作品への日本語吹き替えがテレビ放送とともに始まり60余年。映像コンテンツの分野の変化拡大とともに声優、音声制作に関する活躍の場は日本に留まらず世界へと広がりつづけています。
81プロデュースもグループ各社とともに、声優100年に向けて歩みを一歩ずつ進めてまいります。
海外との協力体制の構築と事業展開、声優の新たな活躍の場の創出など、これからも日々さまざまな試しを続けていきます。
日本のみに止まらず、世界中に「声優」「音声制作」という職業が広がり、継承され、そして時代を彩る珠玉の作品と共生することで、いつまでも皆さまに愛され、支持されることを願っております。
代表取締役社長 南沢 道義